アイルランドのメイン玄関口・ダブリン空港。市内からのアクセスも良く、ヨーロッパ各地やアメリカへのフライトも充実しています。
今回は、旅行者の皆さんがスムーズに利用できるよう、空港のアクセス方法、ターミナル情報、免税の手続き方法、人気のお土産やおすすめラウンジまで、役立つ情報をまとめました。
これからアイルランドを訪れる方や、アイルランドを出発して各国へ旅行・帰国される方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ダブリン空港のアクセス方法【市内⇄空港】

ダブリン空港は市内中心部からおよそ10kmの距離にあり、アクセスが非常に便利です。
詳細については、以下の記事にアクセス方法をご紹介していますので、今回は、概要のみご紹介します。
👇 以下の記事も併せてご参考ください。
| 移動手段 | 概要 |
|---|---|
| 高速バス① エアコーチ (Aircoach) |
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| 高速バス② ダブリン・エクスプレス (Dublin Express) |
|
| 路線バス (Dublin Bus) |
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| タクシー・ 配車アプリ |
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| レンタカーの利用 |
|
2. ダブリン空港に到着したら

アイルランドに初めて訪れる方にとって、空港に着いてから何をすればよいのか、少し不安を感じるかもしれません。
ダブリン空港に到着してからの流れを、ご案内します。
■ 入国手続き(イミグレーション)
飛行機を降りて空港内を少し歩くと、入国審査(イミグレーション)のエリアに到着します。
日本国籍の方は、観光目的であればビザなしで最大90日間の滞在が可能です。
ただし、入国審査官からいくつか質問を受けることがあります。
よく聞かれる質問の例:
・ アイルランドには何日間滞在しますか?
・ 宿泊先の住所を教えてください。
・ 帰国便(または次の目的地)の航空券は持っていますか?
パスポートのほかに、ホテルの予約確認書や帰国便の情報を印刷またはスマホで提示できるようにしておくと安心です。
入国審査の列は「EUパスポート保持者」と「それ以外」で分かれており、日本のパスポートをお持ちの方は「All Passports」のレーンに並びます。
なお、90日以上の長期滞在予定者は、滞在期間中、滞在許可証(IRP)を保持する必要があり、入国審査時に、長期滞在許可申請のための必要書類等を提示する必要があります。
👇 詳細については、以下の記事をご参考ください。
■ SIMカードの購入

ダブリン空港には、「Vodafone」、「Three」、「Lycamobile」のSIMカードが販売されています。
アイルランドで入手できるSIMカードは、アイルランド国内のみならず、EU圏内(イギリス含む)もローミング接続が可能なプランも含まれています。
ただし、空港で販売されているSIMカードは、少し割高であることがあるため、少しでも費用を抑えたい方は、空港内はWiFiを利用し、中心部などに移動してからSIMを購入するなどがよいかもしれません。
また、「Lycamobile」は、アイルランド内においては、比較的マイナーなキャリアですので、「Vodafone」や「Three」を購入されるのが無難です。
【空港内SIM販売場所】
| ターミナル1 | ターミナル2 | |||
|---|---|---|---|---|
| 店舗 | WH Smith | Baggage Service (荷物預り所) |
SPAR | Baggage Service (荷物預り所) |
| 場所 | 到着ゲート出て左 エスカレーター前 |
到着ロビー 到着ゲート出口右奥 |
到着ゲートとなり | チェックインフロア (到着ゲート階下) |


3. ターミナルと主な航空会社

ダブリン空港には「ターミナル1(T1)」と「ターミナル2(T2)」の2つがあります。
それぞれ利用航空会社や設備が異なるため、チェックインの際は注意が必要です。
ただし、T1とT2は徒歩5〜10分ほどの距離にあり、制限エリア内外いずれも、スムーズに移動可能です。
| ターミナル1(T1) | ターミナル2(T2) |
|---|---|
| 主にRyanairをはじめとするLCCやヨーロッパ系航空会社が使用。 | Aer Lingusや長距離国際線を主に扱うターミナル。 アメリカ方面の「US Preclearance(米国入国審査)」も。 |
| 【代表的な航空会社】 ‣ Ryanair(アイルランドのLCC(格安航空)) ‣ Lufthansa(ルフトハンザ) ‣ Air France ‣ Norwegian Air など |
【代表的な航空会社】 ‣ Aer Lingus(アイルランドのフラッグキャリア) ‣ Emirates(ドバイ経由) ‣ Delta、United、American Airlines(アメリカ系) など |
■ Ryanair(ライアンエアー)

ライアンエアーは、アイルランド発祥のLCC(格安航空会社)で、ヨーロッパ全土を網羅する驚くほど多くの路線を展開しています。
チケット価格の安さは圧倒的で、早めに予約すれば10ユーロ以下のチケットが見つかることも!
特にヨーロッパ旅行をする方には、圧倒的な選択肢の広さが魅力です。
■ Aer Lingus(エアリンガス)

エアリンガスはアイルランドのナショナルフラッグキャリア(国を代表する航空会社)。
LCCとは異なり、預け荷物や機内サービスが含まれるフルサービス型の航空会社です。
ヨーロッパ各都市に加え、アメリカ・カナダなどへの長距離路線もあります。
4. VAT Refund(免税手続き)の方法と注意点
アイルランドやヨーロッパ各国で買い物をした際、旅行者は一定条件を満たせば「VAT(付加価値税)」の払い戻しを受けることができます。
空港での手続き方法は以下のとおりです。
- 商品購入店舗でVAT Refund対象のレシート(Tax-Free Form)をもらう
– Global Blue や Planet などの免税サービスに対応している店舗が多いです。 - 空港でのチェックイン前に免税ボックスへ投函/手続き
– ダブリン空港には各ターミナルに免税手続き専用カウンターや専用ポストがあります。 - 商品はスーツケースに入れる前に確認
– 商品の提示を求められる場合があるため、手荷物に入れておくと安心です。
■ 免税手続きの場所
ダブリン空港の免税手続きカウンターは、ターミナル1、ターミナル2のいずれも、保安検査(セキュリティチェック)通過後にあります。チェックイン後、保安検査を通過してからカウンターへ向かってください。
商品提示を求められる場合がある(特に、1つあたりの購入金額が2,000ユーロ以上の場合)ため、購入品は手荷物に入れておくと安心です。
【参照】ダブリン空港HP 免税手続きについて
https://www.dublinairport.com/at-the-airport/facilities/vat-refunds-tax-free-shopping?utm_source=chatgpt.com
【参照】Planet 免税手続き案内(PDF)
https://www.dublinairport.com/docs/default-source/at-the-airport/planet-envelope-tax-refund-instructions-2021.pdf?sfvrsn=410df5ce_2
免税手続きカウンター設置場所
| ターミナル1(T1) | ターミナル2(T2) |
|---|---|
| 【場所】 保安検査(セキュリティチェック)通過後、ゲート300番台付近。WH Smithを過ぎ、Wrights of Howthショップの向かい側。 |
【場所】 保安検査(セキュリティチェック)通過後、出発エリアの制限区域内(エアサイド)、Irish Memoriesストアのすぐ隣。 |
| 【営業時間】 毎日 7:00〜16:00 |
【営業時間】 毎日 7:00〜16:00 |
(出典:ダブリン空港HPより)



5. ダブリン空港で買える、個人的おすすめのお土産
空港内の免税店には、アイルランドならではのお土産が揃っています。
旅の最後に立ち寄って、思い出やプレゼントを選んでみてはいかがでしょうか。
■ Butlers(バトラーズ)チョコレート

アイルランド発の老舗高級チョコレートブランド「バトラーズ」は、お土産にぴったりの定番スイーツ。上品なパッケージに包まれたトリュフやアソートボックスは、目上の方への贈り物にもおすすめです。ダブリン空港の出発エリアにはバトラーズの直営店があり、空港限定パッケージも手に入ることがあります。
直営店のイートインスペースで、旅の最後にカフェでホットチョコレートを楽しむのも◎。
■ アイリッシュウィスキー


アイルランドといえばウィスキーも外せません。ダブリン空港では、ジェムソン(Jameson)やブッシュミルズ(Bushmills)といった有名ブランドの他、空港限定ボトルや日本ではあまり見かけない銘柄も揃っています。免税価格で購入できるのも嬉しいポイント。
ミニボトルは、お酒好きな方々へのバラマキ用として、一時帰国の際に実際に渡したら、皆さんに大変喜ばれました!
■ アランセーター(Aran Sweater)

アイルランドの伝統工芸品「アランセーター」は、ウール素材で編まれた美しい模様が特徴。空港内のお土産ショップでは、セーターだけでなく、帽子やマフラーなどの小物も揃っています。本格的な一着は少しお高めですが、保温性が高く長く使えるため、特別なギフトにも最適です。
■ ギネス関連グッズ


アイルランドを代表するビール「ギネス」のロゴ入りグッズも人気のお土産。空港内のギフトショップでは、Tシャツやマグカップ、コースターなど、ユニークで遊び心のある商品が多数揃っています。日本では手に入りにくいデザインも多く、ギネスファンでなくても喜ばれること間違いなし。お手頃価格でばらまき用にもおすすめです。
6. ラウンジ情報(ビジネスクラス・カードラウンジ)
ダブリン空港には複数のラウンジがあり、ビジネスクラスの利用者だけでなく、プライオリティ・パス保持者や有料での利用も可能です。
なお、ターミナル1、2それぞれのラウンジが、徒歩5分程度と近いです。そのため、例えば、T1 Loungeが混雑により入場規制されている場合、Liffey Loungeに案内されることもありました。
■ ターミナル1:T1 Lounge

| 営業時間 | 毎日 04:00 – 21:00 |
|---|---|
| 場所 | セキュリティチェック後、保安検査場の中央部分から2階へ(エスカレーターまたはエレベーターでアクセス) |
| 利用条件 | ・有料(事前予約可)または一部の航空会社の上級会員。 ・ビジネスクラス利用者は無料。 ・一般乗客も、有料(オンライン予約で€25~、当日受付で€40~)により利用可。 ・プライオリティ・パス対応。 |
| 特徴 | ・軽食・ソフトドリンク・アルコール、Wi-Fi完備。 ・混雑時は時間制限あり(最大3時間など) |
■ ターミナル2:リフィー・ラウンジ(Liffey Lounge)
| 営業時間 | 毎日 05:00 – 19:00 |
|---|---|
| 場所 | 出発ゲートと同じフロア、400番ゲート付近。 |
| 利用条件 | ・一部の航空会社の上級会員。 ・ビジネスクラス利用者は無料。 ・一般乗客も、有料(オンライン予約で€25~、当日受付で€35~)により利用可。 ・プライオリティ・パス対応。 |
| 特徴 | ・軽食・ソフトドリンク・アルコール(2杯まで無料)、Wi-Fi完備。 ・最近リニューアルされ、深緑とクリーム色の内装、充電ステーション付きのデスク、滑走路の眺望を提供。 ・混雑時は時間制限あり(最大3時間など) |
■ ターミナル1,2:マーテロ・ラウンジ(The Martello Lounge)
| 営業時間 | 毎日 04:00 – 20:30 |
|---|---|
| 場所 | セキュリティチェック後、T1とT2を結ぶ通路上。 ・T1からは、セキュリティ通過後、左手に進んで約5分。 ・T2からは、セキュリティチェック後、T2のショッピングエリアを抜け、「Irish Memories」ショップの裏手にあるエレベーターまたは階段で1階へ降り、左手に進んだ通路上。 |
| 利用条件 | ・カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空、エジプト航空のビジネスクラス利用者、およびAirport Clubのゴールド・ブルーメンバーは無料。 ・一般乗客も、有料(オンライン予約で€39~、当日受付で€46~)により利用可。 |
| 特徴 | ・プレミアムドリンク(2杯まで)、ビュッフェ、シャワールーム、ビジネスブース、祈祷室、Wi-Fiを完備。 ・最近リニューアルされ、深緑とクリーム色の内装、充電ステーション付きのデスク、滑走路の眺望を提供。 |
■ ターミナル2:エアリンガス・ラウンジ(Aer Lingus Lounge)
| 営業時間 | 毎日 04:15 – 21:00 |
|---|---|
| 場所 | ターミナル2の出発ゲートエリア、セキュリティチェック後のエアサイドに位置しています。 |
| 利用条件 | ・Aer Lingusのビジネスクラス利用者 ・Aer Clubのコンシェルジュ、プラチナ、シルバーメンバー |
| 特徴 | ・Aer Lingus利用者向けの専用ラウンジ。 ・快適なラウンジスタイルの座席で、リラックスした時間を過ごせます。 ・無料のWi-Fi、軽食、ドリンク、ワインやスピリッツなどのアルコール飲料を提供しています。 |
■ ターミナル2:51st&Green Lounge
| 営業時間 | 毎日 07:15 – 16:00 |
|---|---|
| 場所 | 米国プレクリアランス後、米国出発ゲート付近。 |
| 利用条件 | ・有料(オンライン予約で€39~、当日受付で€50~)により利用可。 |
| 特徴 | ・米国行きの乗客専用ラウンジで、滑走路のパノラマビュー、軽食、ドリンク、無料Wi-Fi、ビジネスセンターなどを提供。 ・滞在時間は最大2時間まで。 |

ターミナル1、2それぞれのプライオリティパス対応のラウンジの利用経験がありますが、T1の「T1 Lounge」のほうが、ホットミールの提供の種類も豊富な上、バーカウンターもあり、オススメです!
ちなみに、「T1 Lounge」は世界各国のプライオリティパス利用ラウンジの中でも、割と上位に入るのではないかと感じる程、満足度は高めです!
7. 空港内の飲食店とカフェ
チェックイン後も充実した飲食エリアがあり、空港での待ち時間を快適に過ごせます。
■ カフェ&軽食
- Butlers Chocolate Café:チョコレートドリンクやお菓子が人気
- AMT Coffee、Starbucks、Insomnia:チェーン系コーヒーショップ多数
- Pret A Manger:サンドイッチやサラダが豊富で軽食向け
■ レストラン&バー
- Wrights of Howth:魚介メニューが美味しいアイリッシュパブ風
- Burger King、SSPグループのフードコート:時間がないときにも便利
8. 最後に:ダブリン空港を快適に過ごすためのコツ
- 朝の時間帯(5時〜8時)はチェックイン・保安検査ともに混雑します。早めの到着を心がけましょう。
- 特にRyanair(ライアンエアー)の利用の際は、搭乗ゲートが離れていることも多いので、搭乗時刻の30分前には移動を始めるのが安心です。
- 電子掲示板やアナウンスはすべて英語ですが、明確で聞き取りやすいことが多いです。万が一困ったらスタッフに遠慮なく尋ねましょう。





