30代 アイルランド駐在妻が選ぶ 語学学校選定のポイント7選!

アイルランド生活

アイルランドに移住して生活が落ち着いてくると、

「せっかくだから英語力を伸ばしたい!」

「生活できる程度の英語力はつけたい!」

と考える方も多いのではないでしょうか。

特に駐在帯同者の方にとって、語学学校に通うことは、
日常生活のスキルアップや新たな出会いの場として大きなメリットがあります。

しかし、駐在帯同の方の場合、エージェントを利用することが一般的な留学生やワーキングホリデーの方々と違い、自力で語学学校を選定することになるケースが多いのが特徴です。

今回は、私自身が実際に語学学校を選んだ際のポイントを7つご紹介します。

1.語学学校選択のポイント7つ

① 平均年齢について

クラスメイトの年齢層は、30代の私にとって、学校選びでとても大事なポイントでした。

語学学校には、10代〜20代前半の生徒が多く在籍していることは容易に想像できます。この世代との会話もたくさんの刺激をもらえます。しかしながら、この世代が大半になる学校だと、話題や関心ごとが少し違ってしまい、会話自体に参加することが難しかったりして、せっかくの会話練習が続きにくくなることもあります。

その一方で、20代後半〜30代の生徒がいる環境では、仕事や海外生活の経験をお互いにシェアできたりして、会話が自然と広がります。

せっかく通うなら積極的に参加したいですよね。

様々な年齢層がいる環境の中で、新しい視点や知らない価値観に触れられる環境が大切と感じました。

② 国籍バランスについて

学校によっては、特定の地域出身の生徒が大半を占めることがあります。

特定の地域出身の生徒が多い教室ですと、英語の発音や授業中の雰囲気にちょっとしたクセが出ることも。

そのため、エージェントサイトなどの情報を参考に、学校ごとの生徒の出身国の構成も調べ、満遍なく世界各国からバランスよく集まる学校を探しました。

また、アイルランド国内の語学学校であるにもかかわらず、先生が必ずしもアイルランド人とは限らず、例えば南米出身の講師に教わる場合もあると聞きました。

せっかくアイルランドにいるのなら、アイルランドらしい英語や文化にも触れたいと思い、教師の出身や経験も学校選びの基準に加えました。

③ 学校の規模について

大規模な学校(250名以上)アクティビティが充実していて友達を作るきっかけが多い一方、どうしても平均年齢が若めになりやすく個別のサポートが手薄になることも。

逆に小規模な学校(~100名程度)アットホームで先生との距離も近いのですが、人との出会いが限られてしまう可能性もあります。もし気が合わない人がいたら、狭い環境では居心地が悪くなることもあるかもしれません。

そこで、にぎやかさと居心地の良さのバランスが取れる中規模な学校(100名~250名程)を選びました。

④ 費用面について

渡航費や滞在費の心配がなかったとしても、語学学校の授業料は決して安くはありません。
むしろアジア圏と比べるとやや高めに感じます。

そこで注目したのは、クラスの時間帯週数ごとの料金

例えば午後クラスは割安になることもありますし、通う週数が長いほど1週あたりの単価が下がる学校もあります。

費用と内容のバランスを見ながら、いくつかの学校を並べて比較してみました。

私が実際に、検討のために作成したExcelの語学学校比較表
費用がリンクされている先は、金額の内訳を計算したものが各シートに記載されている。

⑤ 通学期間と効果について

コースは、

「General English Class」 週5日×1日3時間=週15時間

のクラスを選択。

さらに、

「3か月を超えると英語力が一気に伸びる」

という話を耳にしてから、通うなら最低でも3か月は確保したいと考えていました。

ただ、25週(約半年)になると少し長く感じて、途中で疲れてしまうかもという不安も。

そこで、無理なく通いきれて効果も実感できそうな20週(約4か月半)を目安に設定。
期間の長さと自分の集中力、そのバランスを大事にしました。

⑥ 口コミ・評判の確認

長く通えば通うほど費用もかさむので、学校選びは慎重に。

複数のエージェントサイトgoogleマップ口コミを読み比べ、本音の感想を探しました。

特に注目したのは、先生の教え方や人柄に関する評価と、施設の快適さ。

毎日通う場所だからこそ、学びやすい雰囲気かどうかはとても重要です。
信頼できそうな口コミが多い学校を候補に残しました。

⑦ 立地について

様々な背景を持った生徒が集まりやすいのは、やっぱり市内中心部の学校だと感じました。

生活面でも便利で、授業の前後に買い物や用事を済ませられるのも大きなメリットです。

郊外にも評判の良い学校はありますが、毎日の通学や放課後の過ごし方を考えると、最終的には中心地周辺の学校を選ぶことにしました。

2.実際の申し込み方法と注意点

私は公式エージェントのウェブサイトを通じて申し込みをしました。

これは、某エージェントのウェブサイトから申し込むと、学校へ直接申し込むより数%の割引が適用できたためです。

ただし、当該エージェントが詐欺サイトでないかの懸念があったので、事前に学校に直接メールを送り、「このエージェント経由で申し込んでも割引が適用されるか」を確認しました。

結果的には、問題ないとの返事を受けたので、すぐに手続きを進め、翌週月曜日から通学を開始しました。

ただし、nonEU(非EU、日本国籍であればまずnonEUです。)の場合、以下のような書類の提示が求められることがあります:

・滞在許可証(いわゆるIRP)
・海外医療保険

私の場合は、は申し込み時点で移住後2か月が経過しており、滞在許可証(IRP)を取得済みだったため、特に問題なく手続きが進みました。

3.実際学校に通ってみて

はのこ
はのこ

実際に、ダブリン現地の語学学校に通ってみた、私の感想です!

10年以上ぶりに通う学校。最初はとても不安でした。

しかし、しっかりとリサーチをして決めた学校は、アイルランド人の先生のもと、全世界からいろんな年齢層やバックグラウンドを持った人々が集まった学校でした。
そのため、英語の勉強が有意義なものになったのみならず、沢山の素敵な出会いや、考え方に触れることができて、視野や価値観も広がり、充実した学校生活を送ることができました。
特に本当にカルチャーショックだったのは、私より10歳以上も年下のヨーロッパの学生たちが、世界で起きている情勢、経済、宗教等に関する自分の意見を(英語で話せるかどうかは別にして)しっかり持っていたことでした。

また、異国の地で新たな生活を始めると、単に知り合いがいないのみならず、そもそもコミュニケーションをとること自体難しい。この環境で積極的に新たなコミュニティに入っていくことは、よほど心臓に毛が生えている人でない限り、難しいと思います。
そんな中で、学校に通うことで、社会やコミュニティとのつながりが生まれるきっかけを作りやすい、というメリットもあります。

引きこもりになりがちな駐在帯同生活を、半ば強制的に行くことで、少しでも生活圏を広げることができるきっかけが生まれます。

その点でも、私は学校へ通学することを決めてよかったと感じています。

毎日の授業に加え、宿題をこなす日々。

幸い、我が家は夫と二人暮らしで、比較的自分の時間を確保できたので、授業の復習や宿題を帰宅後にこなし、少しでも自分のレベルを上げるぞ!と頑張ることができました。

上記で紹介した通り、私は20週(約4か月半)通いましたが、実際、通い始めて3か月15が経った頃から、各段に自分の実力が伸びていることを実感していました。


ちなみに、アイルランドの語学学校では、ケンブリッジ英検(Cambridge English Exam)を軸にした指導が行われることが多いです。これはイギリス英語をベースにした試験で、アメリカ英語とは異なる表現や文法も含まれています。
そのため、移住後に語学学校に通うことを想定されている方で、アイルランドに来る前に、日本で英語の勉強を始めようと考えていらっしゃるのであれば、私は「English Grammar in Use」の1冊だけでもおすすめです。

イギリス英語の基礎を学べる参考書に取り組むのに、この本は初級から中級の文法をドリル形式で学べ、日本人にも取り組みやすい内容になっています。
実際、語学学校の先生もおすすめしていました。

学習ポイント1 | 積極的に参加する

せっかく語学学校に通うのであれば、少しでも実力を伸ばしていきたいですよね。

その中で、日本人が苦手とする「Speaking(スピーキング)」「Writing(ライティング)」といった、アウトプット力は、自ら積極的に挑戦しないと、なかなか伸びません。

クラス内で、「間違えたらどうしよう」とか「これで合ってるのかな」と、最初は恥ずかしさがあるかもしれません。

――安心してください。

自分の実力に合わせたクラスに割り振られるため、クラスメイトも似たような語学レベルだったりします。

ものすごく流暢に英語が話せているように見える生徒も、「あれ?意外と文法知らない?」と感じることがよくありました。

自分と他の生徒には「英語力を上達したい!」という共通目標がある以上、
失敗を恐れず、「積極的に参加する」ことが上達への近道です!

学習ポイント2 | 授業以外でもクラスメイトと交流する

授業以外でクラスメイトと交流を深めることも、英語力のレベルアップには効果抜群です!

私の場合、午後のクラスに出席していて、都合がつくときは、授業が17時に終わった後、クラスの友人たちと近くのパブで飲みながら、色んな話をしました

また、SNSやメッセージアプリなどで、メッセージを送りあったり、情報交換をしたりと、まさに「生きた英語」を使うことで、自然とアウトプット力を培う機会となりました。

はのこ
はのこ

語学学校を卒業した今でも、当時仲良くなった、様々な国の子たちと交流してます!

4.語学学校に通わず英語学習(費用を抑えるポイント)

海外生活中に英語を学びたいと思っても、語学学校は費用が高かったり、家庭の事情などで都合がつかなかったり、長期間通うのはなかなか難しいこともありますよね。
そこで、語学学校に通わずに英語力を伸ばすための、費用を抑えた学習法をご紹介します。

(1) 図書館や無料の学習施設を活用する

アイルランドでは多くの公立図書館で、英語学習者向けの教材や読みやすい洋書(Graded Readers)が無料で借りられます。新聞や雑誌も揃っているため、リスニング・リーディングの両方をカバー可能。静かな学習スペースとしても利用できます。

(2) 無料の会話イベントや交流会に参加する

ダブリンの街中のカフェやコミュニティセンターでは、無料または低価格の「Language Exchange(言語交換)」イベントが毎週のように開催されています。
英語で会話しながら相手の母国語を教えるスタイルが多く、気軽にスピーキングの練習ができます。

(3) オンライン教材やアプリを活用する

DuolingoBBC Learning EnglishPodcastなどは無料で使える上、スキマ時間に学習できるのが魅力です。
特に海外生活中は日常会話で耳にするフレーズと結び付けながら学べるため、記憶の定着が早まります。

(4) 日常生活を「英語環境」に変える

スーパーでの買い物、テレビやYouTubeの視聴、日記を書くなど、普段の生活をできるだけ英語に置き換えるのも有効です。
小さな積み重ねが、自信と語彙力につながります。

おわりに

駐在帯同者として、慣れない土地で語学学校を選ぶのは少し大変かもしれません。
しかし、自分に合った学校を見つけることで、日々の生活がさらに充実したものになります。

この記事が、アイルランドでの語学学校選びの参考になれば幸いです!

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