アイルランド生活や旅行において、自動車の運転は意外と重要なポイントです!
アイルランドに1年以上滞在する予定の方や、現地で車を長く利用したい方は、日本の運転免許証をアイルランドの免許に切り替える必要があります。
また、アイルランドでの人気な旅行の一つに「アイルランド一周旅行」などがあります。
アイルランド人に言わせれば、「アイルランドの本当の魅力は、海沿いにあって、車で一周するとかじゃないと、楽しめないよ!」とのことでした(笑)
確かに、アイルランドの島全体の有名な観光地の多くは、海沿いに点在していたりします。
また、アイルランド内の主な公共交通機関はバスであり、目的地次第では、自動車でしかたどり着けない箇所がたくさんあります。
この記事では、アイルランド運転免許への切り替えに関する手続きをご紹介します。
アイルランド渡航前に日本で実施すべき運転免許の手続きをまとめた記事はこちら👇
1.アイルランド国内の運転の特徴

アイルランドは、日本と同じ左車線通行を採用しています。
また、日本ほど自動車の交通量が多くないため(通勤時間帯は渋滞もありますが)、比較的運転しやすい環境です。
地方や郊外では公共交通機関が限られているため、レンタカーを使った旅行はとても便利です!
2.アイルランドで運転するために(運転免許に関する主な手続き)
日本人がアイルランドで運転するために必要な運転免許証は、主に以下の方法で取得し、自動車を運転することができます。
✅ 国際免許証を取得して運転する
✅ 日本の免許証をアイルランド国内の免許証に切り替える
✅ アイルランドで運転免許試験を受けて、アイルランド国内の免許証を取得する

この記事では、「日本の免許証をアイルランド国内の免許証に切り替える」方法について、解説します!
なぜ免許の切り替えが必要なの?
アイルランドでは、外国免許(国際免許含む)での運転は最長12か月までとされています。
それ以降も車を使いたい場合は、アイルランドの免許が必須になります。
3.アイルランドの運転免許証への切り替え方

アイルランドでは、日本の免許を直接アイルランドの免許証に切り替えることができます。
アイルランドの運転免許証は、アイルランドのみならず、EU圏内(イギリス含む)の多くの国でも、運転が可能となります。
なお、有効期限が最大10年間です。
▶ 切り替えの流れ
- 在アイルランド日本大使館にて運転免許証抜粋証明書を作成してもらう
- 眼科や眼鏡店などで視力診断書を作成してもらう
- NDLS(National Driver Licence Service)で予約の上、申請手続き(日本の運転免許証も一時預かり)
- 後日、アイルランド運転免許証が郵送される
- 数か月後、日本の運転免許証が、在アイルランド日本大使館経由で返送される
切り替えについての詳細や正確な情報は、在アイルランド日本大使館HPをご参照ください。
👉 https://www.ie.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000009.html
(1) 在アイルランド日本大使館にて運転免許証抜粋証明書を作成してもらう
アイルランドでの切り替え手続きには、日本の運転免許証の公式な英訳証明が必要となります。
この証明書は在アイルランド日本大使館で発行されます。
申請には、「証明書発給申請書(大使館HPより入手)」「日本の運転免許証(原本)」「パスポート」の提示が必要です。
※ 通常、3営業日ほどで発行されます。
※ 「来館申請」「郵送申請」「オンライン申請」のいずれかで申請が可能。
※ 証明書の受け取りは、「来館のみ」となります。

我が家の場合は、メールにて来館予約をする際に、提示が必要な申請書等をメールに添付し、来館当日に原本を持参しました。
(2) 眼科や眼鏡店などで視力診断書を作成してもらう
NDLSでの切り替え申請には、視力検査を受けたことを証明する診断書(Eyesight Report – Form D502)が必要です。
アイルランド国内のGP(一般開業医)や眼鏡店、眼科医などで作成可能で、通常は予約が必要です。
費用は€20〜€40ほど。
診断書は署名から1か月以内のものが有効です。
(3) NDLS(National Driver Licence Service)で予約の上、申請手続き
NDLSの公式サイトからオンライン予約を行い、当日は必要書類をすべて持参して窓口で申請します。
この際、講習の受講などは特段ありません。
なお、この時点で、日本の運転免許証はNDLSに一時的に預けることになります。
【必要書類】
✅ 日本の運転免許証
✅ 日本大使館で取得する運転免許証抜粋証明書
✅ パスポート
✅ 滞在資格を証明するもの(IRPカード等)
✅ PPSナンバー(アイルランドでの個人識別番号)
✅ PPSナンバーを証明するもの(給料明細、公的書類など)
✅ 住所確認書類(公共料金の請求書など)
✅ 視力診断書

実際に手続きした主人の感想としては、オンライン申請も可能ですが、煩雑のようで、窓口申請のほうが容易に感じたようです。
(4) アイルランド運転免許証が郵送される
審査が完了すると、アイルランドの運転免許証(Irish Driving Licence)が数週間以内に自宅に郵送されます。
免許証の有効期間やクラスは、日本の免許証の内容を基に設定されます。
(5) 日本の運転免許証が、在アイルランド日本大使館経由で返送される
アイルランド免許証の発行に伴い、日本の免許証はNDLSに一時的に預ける必要があります。
NDLSに一時預けた日本の免許証は、後日、在アイルランド日本大使館宛にNDLSから返却されます。
その後、大使館から連絡が来て、本人確認のうえで大使館窓口での受け取りまたは郵送での返却となります。
これについては、在アイルランド日本大使館の情報によれば、数か月後に郵送などで回収可能となります(通常2〜4か月ほどかかります)。

私の夫は、約3か月後に無事回収できました。
ただ、周りの話を聞くと、最後まで返送されてこなかった事例もあるようです・・・
【注意事項】
⚠ 日本の免許証がない間は、国際免許証やアイルランド免許証で対応が必要です。
⚠ 必ず、大使館の公式情報を確認し、最新の手続きを把握してください。
まとめ
アイルランドでの運転は、移住後の生活をスムーズにするだけでなく、旅行でも訪れる場所の幅をぐっと広げてくれます。
アイルランドで長く生活するなら、運転免許の切り替えは避けて通れないステップ。
少し手間に感じるかもしれませんが、事前にしっかり準備しておけばスムーズに進めることができます。
これからアイルランドでの生活を始める方に、この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。
安全運転で、アイルランドの魅力をたっぷりと味わってくださいね!



