アイルランドに移住する際や観光時に、現地での携帯電話の利用について気になる方も多いのではないでしょうか。
すでにアイルランドの携帯キャリアを紹介するブログやサイトをご覧になった方もいるかと思いますが、 ここでは、アイルランド在住の私が、移住前の日本での準備から現地での実際の携帯利用の状況まで詳しくご紹介します。
アイルランド渡航に向けてやるべきことをまとめた記事はこちら👇
1.引越し前には、日本のスマートフォンの契約プランの見直しを!
まず、アイルランドへ引越しされる場合、日本で契約している携帯を、引越し後も維持するか解約するかを検討する必要があります。
私の場合は、駐在帯同でアイルランドへ移住しており、日本へ戻ることを見据えて、契約を解除するのではなく、プランを変更。
もともと日本では、「docomo」の「eximo(無制限)」を利用していましたが、現在は「irumo 0.5GB」に契約を切り替えています。 これは、docomoのメールを利用したアカウントを維持するためです。
また、日本では物理SIMを利用していましたが、 アイルランドでは物理SIMを入手する予定だったため、 ドコモショップでeSIMに切り替えてもらいました。
2.アイルランドで日本のスマートフォンを使う
アイルランドに到着後、日本のスマートフォンを使用する方法として、以下の4つの選択肢があります。
(1) 国際ローミングの利用
日本の通信キャリアの国際ローミングサービスを利用して、現地でも通話やデータ通信を行う方法です。手続きが不要で渡航後すぐに利用できますが、料金が高額になる可能性があります。
(2) Wi-Fiレンタルの利用
日本からモバイルWi-Fiルーターをレンタルし、現地でインターネット接続を行う方法です。複数のデバイスを同時に接続でき、グループでの利用に適しています。ただし、レンタル費用や返却手続きが必要です。
(3) SIMカードを入手
現地の通信キャリアが提供するSIMカードを購入し、スマートフォンに挿入して利用する方法です。リーズナブルな料金で利用できますが、SIMフリーの端末が必要で、設定に手間がかかる場合があります。
(4) eSIMの利用
物理的なSIMカードを使用せず、スマートフォンに内蔵されたICチップに識別情報を書き込むことで利用する方法です。オンラインで購入・手続きが可能で、SIMカードの差し替えが不要です。ただし、eSIMに対応した端末が必要です。
アイルランド移住後のSIM契約(私の場合)
私は、アイルランド移住初日に、Vodafoneへ行き、「4週間(28日)のプリペイドプラン」用のSIMカードをゲット。
この中で、私は現在「Data Unlimited 5G €30」のプランを利用しています。
アイルランド到着後、SIMを入手するまでは、なかなか不安かと思いますが、ダブリン空港や街中でWifiも飛び交っているので、安心してください。
3.アイルランドでの主要キャリア(SIMカード)
アイルランドには、主に「Vodafone」「Three」「eir」などの大手通信会社のほか、Virgin Mediaの「Virgin Mobile」、TESCOの「TESCO mobile」や、郵便局An Postが発売しているSIMなど様々あります。
アイルランドの主要キャリアは、契約プランとして概ねこのプリペイドプランが用意されており、周りに聞いても、アイルランド人含め、このプランを利用している印象です。
支払い方法は、「Bill Pay」と「Pre Pay」の二種類があります。
Bill Pay:自動引き落とし
Pre Pay:先払いプリペイド (推奨)
「Bill Pay」の場合は、1年単位の契約であることが多いため、駐在や留学など、滞在期間が決まっているようであれば、「Pre Pay」を利用するほうが一般的です。
今回は大手通信会社3社の「Pre Pay」でのプランをご紹介します。
(1) Vodafone
上記のとおり、私はアイルランド生活において、Vodafoneを携帯キャリアとして利用しています。
また、現地アイルランド人や、他EU圏民の人々に聞くと、Vodafone利用が多いようです。
(どこのキャリア使ってるか、という語学学校の授業中のアンケートで、先生やヨーロッパの人々は軒並みVodafoneでした。)
この中で私は、「Extra Unlimited 5G」を毎月€30でTop Upしています。
このプランは、
・アイルランド国内においてデータ使い放題
・国外利用でも、EU圏内(イギリス含む)なら40GBまでデータ利用可能
・国際通話100分
などのサービス内容となっており、ヨーロッパ旅行を数多くしている私にとって、ありがたいプラン内容です。
実際ここまでのサービスがなくてもいい、という場合でも、例えば€20のTop Upであれば、通話無制限がなくなる程度で、基本的な国内データ使い放題、EU圏内ローミング枠内も同等であったりと、遜色なかったりしますので、必要に応じてプランを選んでいただければと思います。
| プラン名 | Data Unlimited 5G | Chat Extra | Extra Unlimited 5G |
|---|---|---|---|
| 料金(4week(28日)) | €20 | €20 | €30 |
| データ容量 | 無制限 (5G対応) | 10GB | 無制限 (5G対応) |
| 通話・SMS | 100分の通話/100通のSMS | 国内通話無制限 /10,000通のSMS |
国内通話・SMS無制限、 国際通話100分 |
| EUローミング (イギリス含む) |
40GB | - | 40GB |
(2) Three(スリー)
Non EUからの留学生やワーホリで滞在している方々の中では、「Three」が多いようです。
通っていた語学学校で出会う留学生やワーホリの方々に、キャリア先を訪ねると、軒並み「Threeですー!」って回答されました。
Threeでは、€20のプラン2種、€25のプラン1種があるようです。
中でも人気なプランが、€20の「Three Super Surfer」プランのようです。
| プラン名 | Three Super Surfer | Three Total Talker | Three Connect Complete |
|---|---|---|---|
| 料金(4week(28日)) | €20 | €20 | €25 |
| データ容量 | 無制限 (5G対応) | 10GB | 無制限 (5G対応) |
| 通話・SMS | 200分の通話/200通のSMS | 国内通話無制限 /3,000通のSMS | 国内通話・SMS無制限、 国際通話100分 |
| EUローミング (イギリス含む) | 26GB | - | 32GB |
⚠ ThreeのeSIMをAmazon.jpで購入する場合
語学学校で出会った、日本から来た留学生やワーホリの子達の中に、
「移住前に、日本のAmazonでThreeのeSIM買ってきたんですよ!みんなそうやって来てますよ!」
と言ってた子がいましたが、日本のAmazonなどでThreeのeSIMを購入すると、「イギリス(+44)番号のeSIM」を購入してしまう可能性があります。
(実際上記のワーホリの子は、イギリスの電話番号を入手していました・・・汗)
この場合、アイルランドで利用すると海外ローミング扱いとなり、IRP取得時の電話予約などで不具合が生じる場合があります。 そのため、アイルランドで利用する場合は、現地でアイルランドの番号を取得することを強く推奨します。
本人は電話は使わないだろうと思っていても、意外と、電話番号が必要になることがあります。
(3) eir(エアー)
私の周りではあまり利用している方を聞かないのですが、eirはアイルランドで設立された通信会社で、ロンドンでも店舗を見かけました。
通信プランとしては、BASIC PLAN(€10)とLIMITED TIME OFFER(€20)のプランがあるようです。ただし、€10のプランについては、データ通信が全くできない、電話回線専用のプランのようですので、現実的ではありません。もし、検討するならば、€20のプランでしょう。
| プラン名 | BASIC PLAN | LIMITED TIME OFFER |
|---|---|---|
| 料金 | €10(14日) | €20(28日) |
| データ容量 | -(使用不可) | 無制限 (5G対応) |
| 通話・SMS | 3,000分の通話のみ | 3,000分の通話 /3,000通のSMS |
| EUローミング (イギリス含む) |
- | 38GB |
4.SIMカードの入手場所
アイルランドに到着後、無事にSIMカードを入手できるか、という点は不安に思いますよね。
しかし、アイルランドにおいては、空港や各拠点でSIMカードの入手は容易にできますので、安心してください。
〇 ダブリン空港内での入手場所

SIMカードを入手する場所の1つに、空港があります。
アイルランドの玄関口である、ダブリン空港には、「Vodafone」「Three」「Lycamobile」のSIMカードが販売されています。
ただし、空港で販売されているSIMカードは、少し割高であることがあるため、少しでも費用を抑えたい方は、空港内はWiFiを利用し、中心部などに移動してからSIMを購入するなどがよいかもしれません。
また、「Lycamobile」は、アイルランド内においては、比較的マイナーなキャリアですので、「Vodafone」や「Three」を購入されるのが無難です。

【空港内SIM販売場所】
| ターミナル1 | ターミナル2 | |||
|---|---|---|---|---|
| 店舗 | WH Smith | Baggage Service (荷物預り所) |
SPAR | Baggage Service (荷物預り所) |
| 場所 | 到着ゲート出て左 エスカレーター前 |
到着ロビー 到着ゲート出口右奥 |
到着ゲートとなり | チェックインフロア |
| 取り扱いキャリア | ・Vodafone ・Three ・Lycamobile |
・Vodafone ・Three ・Lycamobile |
・Vodafone ・Lycamobile |
・Vodafone ・Three ・Lycamobile |
5.ヨーロッパ旅行時のSIMはどうしてる?(eSIMの利用)
アイルランド渡航後、気軽にヨーロッパ旅行ができるため、暇を見つけてはヨーロッパ各国へ出かけています。
その際、Vodafoneのローミングで、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダなどのほとんどの国で問題なく利用できますが、北マケドニア、コソボ、アルバニア、モンテネグロでは接続不可でした。
このような場合、私はeSIMの「Airalo」を利用していました。旅行前に購入して設定しておけば、現地に到着後、すぐに利用できたので便利でした。
〇 海外旅行に便利なeSIM「Airalo」使い方
上記のとおり、Vodafoneのローミングが使えない国への旅行の際は、eSIM「Airalo」を都度購入して、利用しています。
購入・設定も簡単で、日本語対応もあるため、便利です。
なお、Airaloでは、初めて利用する方に向けたお得なクーポンコードを提供しています。
クーポンコード: YOKO4553
このコードを利用すると、€3分の割引が適用され、日本円で約480円ほどお得に利用できます。
クーポンには期限がないため、いつでも好きなタイミングで利用可能です。
⚠ ただし、基本的に「通話可能なプラン」はなく、あくまで「データ通信」のみのプランです。
Airaloを実際に利用するまでの流れ

Step1
「eSIM / SIMフリー 対応機種」であることをチェック
Step2
「Airalo」アプリをダウンロード
Step3
アカウント登録
Step4
旅行先とeSIMプランを選択し、購入
初回購入時は以下の「クーポンコード」を入力すると、€3の割引が適用されます!
クーポンコード: YOKO4553
Step5
eSIMをインストール
Step6
現地でインストールしたeSIMに切り替える
詳細なインストール方法は、AiraloのHP(Link)をご確認ください。
アイルランド生活は、基本的に問題なくネットが使えます!
アイルランドの通信キャリア経由でのネット利用は、基本的に、通信データ量無制限で利用できますので、特段心配なく生活できます。また、EU圏内の主要国ではデータローミングも適用されることから、別途設定が不要な点も便利です。
ここでご紹介している情報が、少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。




